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ハワイ旅行記(はじめての車椅子旅行) ハワイ旅行の事前の準備

荷物について(スーツケースやナップサック)




スーツケースやナップサックなど



車椅子でハワイ旅行するにあたって、kojiがどのような荷物を持って行ってたかを載せておきます。
車椅子だからと言って、普通の旅行に比べて荷物が減るようなことはないので、いたって普通の荷物となりました。

    ①スーツケース 容量80L 1つ
    ②巨大ナップサック
     (容量80L程度収納可能で、通常サイズのナップサック(着脱可能式)付属のナップサック)
    ③ウエストポーチ

結構多いでしょ?kojiは今回のハワイ旅行で、巨大ナップサックを背負いながらスーツケースを押し、さらに車椅子も押す、という、ほぼ神技を成し遂げておりました。なんかの修行みたいでしたけどね。笑
と言っても、これらの荷物をすべて同時に持つ、という場面は空港だけでした。
空港でもうまくすれば、これらの荷物を同時に持つような状況は回避できますので、そういった方法も含めて、1つずつ紹介していきます。






車椅子旅行のスーツケースについて



車椅子でハワイ旅行するにあたって、kojiファミリーは、80Lのスーツケースを1つ選びました。
(ファミリーと言っても2人ですけどね)
今回のハワイ旅行は、現地で4泊しますので、80Lのスーツケースは妥当なサイズではないかと思います。
ただし、中の荷物は極端に減らしました。およそスーツケースの半分は空の状態にしておきました。
巨大ナップサックにも荷物は入れておいたので、今回の旅行の総量で言えば、80Lのスーツケース1つ分で納まる量の荷物でした。お土産をどれだけ買うかわからなかったので、極力スペースは空けておきました。
逆に、スーツケースにも巨大ナップサックにも入らないようなお土産は買わないでおこうと決めてました。
さて、スーツケースの移動手段についてですが、車椅子だと不安に思われている方が多いと思いますので、宅配サービスを使わない車椅子でのスーツケースの移動手段については、少し細かく解説していきます。
(”荷物は持ち歩かず、宅配サービスを利用して運びたい”という方は、当ページ最下部に記載しています
 「空港までの荷物の宅配サービス」をご覧ください。)


まずは、自宅から空港まで
kojiファミリーは、自宅から空港までは、タクシーとリムジンバスを使いました。
kojiファミリーの自宅は大阪ですので、自宅から伊丹空港まではタクシーを利用し、伊丹空港から関空まではリムジンバスを利用しました。今回のハワイ旅行は車椅子を利用する旅行なのですが、親は全く歩けないわけではなく、旅行であっちこっち歩き回るのは無理、って感じです。少々は歩けます。だから、リムジンバスへの乗り降りもできますので、空港まではリムジンバスを利用しました。
(リムジンバス以外での空港までの移動手段は、「空港までの移動手段」をご参照ください)
さて、この際のスーツケースですが、タクシーは電話で配車をして、自宅まで来てもらうようにしました。
そうすれば、スーツケースをタクシーに乗せるだけの作業で済みますので。
そして、タクシーで伊丹空港まで向かうわけですが、タクシーは、伊丹空港で関空行きのリムジンバスが停車する位置の真ん前で降ろしてもらうようにします。そうすればリムジンバスに乗るまでにスーツケースを押して歩かなければならない状況は避けられますので。そして、リムジンバスですが、リムジンバスでは、スーツケースなどの荷物は運転手の方がトランクに乗せてくれますので、ほぼノータッチで荷物の乗車は完了することになります。


関空で
空港でのスーツケースの移動手段ですが、前ページの「参考資料や注意点について」で書きましたが、事前に(出発の72時間前までに)航空会社さんに車椅子利用の旨を伝えておけば、お手伝いしてくれるはずです。空港内での車椅子の準備もしてくれるはずです。
今回は、kojiはそういったことを一切知らなかったので、残念ながらここは自力で行ってました。
リムジンバスで関空のバス停に着いたら、空港にある車椅子を貸してもらいに行き、車椅子に親を乗せて、巨大ナップサックを背負って、スーツケースを押しながら車椅子を押す、という神技を披露しながら、航空会社のカウンターまで行ってました。こういった事態を避けるためにも、事前に航空会社さんに連絡はしておきましょう。


ホノルル国際空港で
kojiファミリーが今回のハワイ旅行で利用した航空会社は、デルタ航空でした。
日本の航空会社より安いプランがあったのでそうしたのですが、それがkojiは失敗だったかなぁと、ハワイ旅行記の次に書く沖縄旅行(JALで行きました)に行った時に気づきました。JALと比較して初めて気づいた形です。というのも、デルタ航空はアメリカの航空会社のため、CAの方はアメリカ人?の方ばかりで、日本語が通用しないってのもありましたし、車椅子への対応が飛行機降りる時になかった、ってのが失敗したなぁと思う要因です。
沖縄旅行に行った時に気づいたのですが、JALであれば、車椅子を利用していたら、飛行機から降りる時は一番最後になりますが、車椅子は乗ってる飛行機の出入り口まで持ってきてくれますし、飛行機から降りた後も、スタッフの方が車椅子を押して同行してくれますので、すごく助かったんです。
そういうのがデルタ航空ではなかったので、飛行機から降りるのも自力だったし、車椅子もなかったので、親は歩いて税関まで行きました。親も「歩く」って言ったからそうしたのですが、これはやってはいけないことだったなって今思います。英語がわからなくても、「車椅子持ってきてくれませんか?」ってことを言えばよかったなって思います。
沖縄旅行でのJALはその点、配慮が素晴らしくて、度々お声掛けもしてくれたので、飛行機内や空港内で車椅子の人はどうすればいいか理解して過ごすことができて、非常に安心できました。次に海外旅行に行くなら、日本の航空会社がいいなって思います。
しかも、後々知ったのですが、JALやANAは、事前に車椅子を利用する旅行であれば、相談に乗ってくれる窓口があるようです。kojiは、そういったことを知らなかったので、かなり自力を使うハワイ旅行となりましたが・・・。


さて、ホノルル空港は、飛行機が離着陸する場所と、入国審査など行う場所は別の場所になってましたので、飛行機を降りてから入国審査を行う場所へ行くまでは、空港内のバスに乗ることになります。
よって、ここでも歩くことになりました。
車椅子の方であれば、車椅子に乗りながら入国審査場まで行く方法はあるかと思いますが、ここではすでに親は歩いてしまっているので、よい情報が提供できなくてすみません・・・関空では、車椅子の対応ちゃんとしてくれてたんですけどね。なんでだろう。デルタ航空の人、忘れちゃってたのかな?

さて、ホノルル空港で、親はもう歩いちゃってるので、車椅子旅行記としては話がすでに破綻してますが、続けて書いていくことにします。
入国審査を終えると、荷物を取りにいくことになります。荷物を取りに行って空港から出ると、JTBのカウンターがございますので、そこまでは自力でスーツケースと巨大ナップサックを持って行きました。
ですが、ここからは自動です。JTBの方にスーツケースや巨大ナップサックの荷物を預ければ、荷物はホテルまでJTBの方が運んでくれることになります。そして、次ページに書きますが、JTBでレンタルする車椅子も、ホノルル国際空港のこのJTBカウンターで受け取ることができます。
こういうのがあるから「参考資料と注意点」で書きましたがハワイ旅行はツアーで行くのがオススメです。






スーツケースの施錠とスーツケースベルトについて



TSAロック付きのスーツケースであれば、受託手荷物として航空会社にスーツケースを預ける場合に施錠していて問題ないです。TSAロック以外の鍵であれば、鍵はかけずにスーツケースベルトをつける対応がよいと思います。
TSAロック以外の鍵は、無作為の荷物検査の際に壊されることがあります(TSAロックの鍵でも壊されることがあります)。この時、壊されたからといって航空会社に賠償責任はございませんので注意しましょう。TSAロックでも、TSAロック以外の鍵でも、無作為の荷物検査では開けられますので、壊された場合のことを考えて、スーツケースベルトは付けておいて、貴重品やカメラなど壊れ物、フィルムなどは入れず、機内持込手荷物とすることです。






巨大ナップサックについて



主観ですけど、車椅子で旅行するには、巨大ナップサックはオススメです。
車椅子とスーツケース、ってなると、やはりかさばって不安なこともあるかと思いますし、特に介助者の方が女性であれば、より不安になるるかもしれません。そこで巨大ナップサックです。
ナップサックだと両手がフリーになるメリットがありますし、ナップサック自体軽いってのもあって、重たい荷物を入れていないのであれば、車椅子に乗っている方の太ももの上に乗せることもできます。
って、足が悪いから車椅子に乗っているのだから、それができる状態、って条件付だと思いますが・・・
kojiが持ってる巨大ナップサックは容量は80L程度は入るナップサックで、着脱可能な小さいナップサックも付いてるものです。小さいナップサックは、飛行機であれば巨大ナップサックから取り外して機内に持ち込むこともできますし、現地に滞在中、あっちこっち行く場合にも持ち歩けますので調度よくて重宝してます。

ただ、巨大ナップサックにはデメリットもあります。
一番大きなデメリットは、鍵がかけられないものが多いということです。
鍵がかけられないと、海外では、空港で結構乱雑に扱われることもあるんです。空港でチャックが潰されてたこともありましたし、海外に滞在中は、巨大ナップサックはホテルに置いておくことになるのですが、自分がホテルにいない間に荒らされる危険性があるとか、そういったデメリットがあります。
荒らされてもいいようなものだけ入れるにも、調度よいものだとは思います。
空港では、何でかしらないけど、ほぼ毎回、中身が物色されてます。中身グチャグチャで返されるんです。
黒いナップサックだから怪しいのかなぁ?ふ〜む・・・






ウエストポーチについて



ウエストポーチを持って行ったことに関しては、kojiが海外にビビってる心の表れとなります。
パスポートや現金は、「身体から離したくない」と思ってたので、ウエストポーチの中にパスポートと所持金を入れて、その上からズボンを履いて、ベルトで絞める!といった完璧な布陣を取っておりました。
もはや、パンツの中に入れてもいい!とさえ思ってました。
車椅子だけでも不安だったから、他の不安材料は極力回避したかったってのもありまして・・・
また、海外のホテルの金庫はアテにならない、ってのも聞きますから。大事なものは肌身離さずです。
ウエストポーチは今回の旅行だけの使い捨て、だと思ってましたので、100均で買いました。
いいのがあったんです。すんごい薄くて、パスポートと現金入れるだけなら調度いい感じのが。
薄いから、ズボンの中に入れててもわからないよな感じでした。
それ付けてハワイに参上したんです。
と言っても、ハワイ滞在中は1日目しか付けませんでしたけどね。
ハワイはやっぱ暑いですし、車椅子押してってなるとウエストポーチが汗ビッショリになるんです。
汗でパスポートまで濡れたらマズイと思ったので、2日目からはホテルの金庫を信用することにしました。
もし、ホテルの金庫は絶対アテにならない、ってことだったら、パスポートとか現金はビニール袋に入れてからウエストポーチに入れるのがいいかもしれません。ビニール袋で汗から守るわけです。それだったら濡れなくて済むかな?まぁ、でも体に密着させて移動するわけだから、パスポート折れたりしないかなぁ、ってのもありますけどね。






空港までの荷物の宅配サービス



今回は、空港までならなんとかなるな、と思って利用しませんでしたが、荷物は空港まで宅配サービスを利用すれば、ラクに行けます。上記に書きましたが、空港までは、そこまで荷物で苦労することはないので、介助者が男性の場合は、宅配サービスを利用せずに行けるかと思いますが、女性の場合はキツイこともあるかもしれませんので、宅配サービスで荷物を運ぶ方法を考えてみてもいいかと思います。

手順
出発の2日前(地域によっては3日前)までに、宅配業者(ヤマトなど)に自宅まで荷物を取りに来てもらいます。その際、受け取り場所は利用する空港によりますが、出発ロビーにある宅配業者のカウンターを指定することとなります。
料金は、空港までの距離と荷物の大きさと重さにより変わってきますが、20キロ程度の荷物で2000円程度が一般的です。うまく利用すれば旅行がラクになりますので、検討してみていいかと思います。
また、荷物の宅配サービスは、帰国時も利用できます。到着ロビーには、宅配のカウンターがありますので、帰国時は、そちらを利用して荷物を宅配してもらうことができます。、荷物を預ける時間によりますが、翌日か翌々日には荷物が自宅に届くことになります。



空港の詳細については、各空港の公式HPを参照してください。

関西国際空港公式HP  http://www.kansai-airport.or.jp/






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